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焚き火でBBQ

焚き火がしたい 焚き火がしたい 焚き火がしたい

都会に住んで15年以上経ち、自然は乞い焦がれるものになりました。

以前は田舎に長年住んでいたので、海も山も川も田んぼもすぐその辺にありました。車でしばらく行けば、透き通るような川の清流で泳いだり、釣りに行ったりも出来ていましたが、東京では、車も持っていないので、公共交通機関移動、もしくはカーシェアリングしかなく、自然のあるところまでは結構頑張らないと行けなくなっていました。

田舎の主たるアクティビティのひとつが、

バーベキュー!

BBQ!

だったのです。子どもの頃から折に触れやっていました。

大人になってからも、時々職場でもありましたが、近年は全然ご無沙汰でした。

先日、高尾山に泊まりで行った時に泊まったタカオネでは、薪で焚き火が出来るサービスがついていました。

これがなかなか楽しくて、薪割りもやって、焚き火でマシュマロを焼いてチョコとクラッカーで挟んで食べたりしました。

またやりたい!

焚き火は、昔実家の庭でゴミや落ち葉をドラム缶で焼いたりしてましたが、環境面から禁止になってしまったようで、簡単にできなくなりました。

うちの兄は山中の家に住んでいて、かまどでご飯を炊いてるそうですが。

調べると、意外と東京都内でも焚き火やBBQが出来るプレイスがあるらしく、大体大きな公園ではバーベキューサイトがある模様。

家の近くにもそういえば炊事場がある公園があったなぁ!と

思いだしました。時々グループがやってるわ。

なんとなくBBQは準備と片付けと火の扱いが大変そうなイメージだったんですが、聞いてみると、「無料」とのこと。

「無料!」

やらんと損な気がする!

そしてとある土曜日、公園での焚き火BBQが決行されたのでした。

予約は前日に電話。空いてるそう。

何にも用意できてないけど、とりあえず行くことになっちゃった。

とにかく、アレだ。薪を用意せねば。

ヨドバシで薪と炭をネット注文。明日の時間指定はできないようだが大丈夫かな。

その日は珍しく雪からの冷たい雨。買い出しは行けそうにない。

明日は晴れ予報だが本当だろうか。

色々検索してみる。

炊事場は網付きのかまどになっている。何もなくても炊けそうではある。

焚き火台ほしいけどどうしよう。明日の朝ホムセンにいってみるしかないか。

迎えた翌日。

快晴。

昨日の寒空が嘘のようにいいお天気である。

朝起きて床下収納を開けたところ、あった。

数年前に買ったスモーク鍋が!

直径28センチ。網がついていて蓋が出来る。

これ、焚き火台にいいんじゃないかな?

引っ越し以来、数年間床下で眠り続けていた鍋は突如叩き起こされた。

仕事だよ。

10時、ピンポーン、おお、注文した薪が到着した!早ーい。

そして百均に買い出しへ。

ダイソー、意外とキャンプコーナーが充実してるんですね。

なんだかんだと買いました。

マシュマロ焼く串

マシュマロ

スキレット

簡易なBBQセット

トング

軍手

とか、この人BBQすんだろーなっていうものを買いました。

続いてホームセンターへ。

皮の手袋

台車

火消し壺代わりの缶

とか買いました。

家に戻るともう予約時間間近。

食材は~ど~しよ。

今回はお試しだからライトプランでということで、

冷蔵庫のソーセージと鶏肉にマキシマムのスパイスまぶした物をジップパックに詰め、お米をメスティンに入れて

自転車で出発!

公園到着。

管理人さんによるとなんと今日は我々一組しか予約はなく、かまどは何個使ってもイイヨとのこと!

いや、一基でいいです。

さてセッティング。という時に夫の、「むすこの靴忘れた」発言。

おー!何回めだよ。それ。確認怠った私もだけど。

取りに帰るむすこと夫。

先に支度を始めますか。

段ボールから薪を取り出し、鍋に入れて、着火剤も入れて

ファイヤ!

バチバチバチ

着火剤の勢いであっけなく木が燃えだした。

この薪はもう小さくカットされているので、薪割りがいらないのである。

なんだか着火剤使うと火が着く喜びが薄いなぁ・・・

しかし燃える火を一人眺めているのはなんとなく愉しいものですね。

「愉っ」。

自然に笑みが。

火を眺めていると夫達が戻ってきた。

米の入ったメスティンとスキレットを火にかける。

スキレットに鶏肉とソーセージを入れる。

今日はいい天気だが風は冷たい。

けどぱちぱちはぜる焚き火に当たっているとほんわか暖かい。

さぁ、あの、おなじみの焼きマシュマロをやってみようじゃないの!

って、あー、朝買ってきたマシュマロ用の串、家に忘れてきた!

哀しい。

しょうがない。トングでつまんで焼こう。

でもイマイチうまくいかず、カリ、トロッ、フワ、にはならなんだ。

(反省)

肉類はゆっくり焼けてきた。

いただきまーす。

うん、おいしい。

火力が弱めなのでちょっと時間かかったけど。

ここは禁酒・禁煙なので、ノンアルコールビール(龍馬1865)を持ってきた。ここ3年近くずーっとコレを飲んでいる。ノンアルビールの中では一等好き。

ぷしゅ。

いつもは酒飲みの夫が、これは酔っ払うと言うのは、焚き火パワーだろうか。

むすこも鼻水をカピカピさせながら炎をずっと見つめている。

むすこにベビーフードを食べさせる。

そろそろ30分以上たったので、米は炊けたかな?

ちょっと蓋を開けてみるともうふっくらしてたので、火から上げて裏返してタオルをかけて蒸らす。

さて、どうだろう。

・・・。

うーん、芯があるね。イマイチ柔らかくない!

やっぱり焚き火は火力が安定してないからか、炊飯は難しい。

以前固形燃料でメスティンご飯作った時の方がおいしく出来た。

次回の課題だね。

そう、コーヒーを飲もうと思って、ドリップバッグをもって来たんだ。遅まきに気づいて、お湯を沸かそうとしたら、小鍋を持ってくるのを忘れてた!

しょうがない。ステンレスのコップに水を入れて沸かそうとしたが、

少し遅すぎた。

燃料切れによって、水は沸騰することなく、ぬるま湯で終わってしまった。無理矢理コーヒーを煎れてみたが、

マッズ!

水がまずいのかなんだかめちゃくちゃまずくて哀し。

やはりぐらぐら沸かさないとね。(反省)

少し目を離すと、薪は鎮火してしまう。

着火剤の代わりに落ち葉を拾ってくべてみると、メラメラっと火が立ちのぼった。

むぅ。すごい。落ち葉、よく燃えるんだな。

さすが 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き♪

着火剤、いらないかも。

1時間もしていると薪がなくなってしまった。段ボールを燃やしてみたら灰がいっぱい出た。薪はほとんど灰がでないのに。

さて、名残惜しいけど終了。

明らかに食べ物が少なすぎた~!(準備不足)

けど、初心者焚き火BBQも意外となんとかなる、ってことが分かったので、次回は今回の経験を踏まえ、もうちょっとリッチなランチにしようではないか!

突発的に敢行したBBQでしたが、意外とできるもんだね。もやしっこ大人のプチ冒険。

そして片付けTIME。

夫はむすこを遊ばせに。妻はかまどの片付けに。

スモーク鍋で焚き火をしたので、灰は殆ど外にこぼれておらず、鍋蓋を閉じることで鎮火。

しばらくして熱くなくなったので、灰を持ってきたペンキ缶にINして

灰の処理はOK。

でもなんだかんだ洗ったり仕舞ったりで片付けに数十分かかった・・・

なんというか、BBQって、料理もそうだけど用意と片付けに時間かかるなー。いかに手間かけずにさっと済ませるかが、快適度UPのコツだ。

管理人さんに片付け後をチェックしてもらって、終了!

トータル二時間くらいでした。

いつもの公園とはちょっと違うひとときでした。

帰宅。

家に帰るまで全く自覚がなかったけれど、

くさいな。煙でいぶされた匂いがすごいする。

着てたものからリュックサックまで洗濯しました。

そして帰宅してからもまだ片付けがあるのだ。グッズを仕舞ったり、洗濯干したり、洗い物したり。

夫とむすこはスコーとお昼寝。いいですねぇ。実にいい。うんうん。

私はお腹が空きすぎて、カップヌードルを食べました。

またサクッとやりたいですね。

サクッと。

ABOUT ME
よっと
うどんとコーヒーと海と図書館が好きな40代女性。 2021年生まれの男の子と夫の3人暮らし。 東京在住。O型。